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【実際の写真付き】猫の口元に黒い点…これって大丈夫?レノーラ斑や病気の可能性を解説。我が家の猫にもあります!

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猫と暮らしていると、ふと愛猫の顔をじっくり見たときに「唇のあたりに黒い点や模様がある…?」と気付くことがあります。突然現れるとちょっと不安になりますよね。

でも、これは必ずしも病気というわけではありません。今回は、猫の唇に黒い模様ができる主な原因や注意しておきたいポイントをまとめました。

そしてこの黒い模様、我が家の猫にもあるんです!写真付きで実際の様子をご紹介します。

我が家にもあります!口元に黒い模様

我が家の愛らしいたまえちゃんにも口元に黒い模様があるんです。

それがこちら↓

二年前、我が家にたまえを引き取った時からこの模様はありました。(当時、たまえは1歳なりたて)

特に痛がる様子もなく、二年たった今も様子は変わらず、何度かしている健康診断でも特に指摘はされませんでした。

この模様。原因は何なのでしょうか?考えられる要因をまとめました。

📌猫の唇の黒い模様、考えられる要因

1️⃣ レノーラ斑(Lentigo)

もっとも一般的なのが、レノーラ斑(レントゴ)と呼ばれる皮膚の色素沈着です。特にオレンジ色(茶トラ)や三毛猫、サビ猫など、メラニン色素が多い猫に見られやすい特徴です。

特徴

  • ほとんどの場合、良性で問題なし
  • 唇・鼻・歯茎・まぶたのふちなどに、小さな黒い斑点が現れる
  • 年齢とともに数や大きさが増えることもある

たまえの黒い斑点はこの『レノーラ斑』です。
三毛猫でメラニン色素が多い毛色であり、実は口の中にも黒い斑点があります。

歯磨きのついでに状態を見せてもらいました↓

数年変化なし。ただれや出血もなし。病院の定期健診でも指摘なしなので、レノーラ斑と言えそうです。

2️⃣ 皮脂の汚れ・黒ずみ

食後や毛づくろいの際に、唇の周りに皮脂汚れや食べかすが付着し、黒っぽく見えることもあります。特に黒ずんだアゴ(アゴニキビ)などとセットで見られることも。

対処法

  • 頻繁に同じ場所に出る場合は獣医師相談を
  • やわらかいガーゼで優しく拭き取る

3️⃣ 傷あとやかさぶた

ケンカや家具でぶつけたときの小さな傷が、黒いかさぶた状になっている場合もあります。自然治癒することが多いですが、腫れ・膿み・出血があるときは注意が必要です。

4️⃣ 皮膚疾患や腫瘍の可能性

ごく稀ですが、メラノーマ(悪性黒色腫)などの腫瘍が唇にできることも。以下の症状があれば早めの受診をおすすめします。

  • 痛がる、食欲が落ちる
  • 短期間で急に大きくなる
  • 形がいびつ
  • 出血したりただれる

📌病院に行った方がいいサインは?

  • 黒い斑点が急激に増える、大きくなる
  • ジュクジュクしている、出血する
  • 猫がしきりに気にする、痛がる
  • 食欲や元気がなくなる

こういった場合は、自己判断せず動物病院へ相談してくださいね。

まとめ

たまえのような見た目の黒斑点で、三毛や茶、黒、さび猫などメラニン色素の多い毛色であれば、大体レノーラ斑だと思います。

ただ、腫瘍や皮膚疾患の可能性もないわけではないので、出血やただれの有無をしっかり確認してくださいね。

原因特徴対処法
レノーラ斑良性の黒い斑点、加齢とともに増える経過観察でOK
皮脂の汚れ食後や毛づくろいのあとに汚れが付くガーゼで拭き取る
傷・かさぶたケンカや接触による小さな傷の跡自然治癒か、腫れなら病院へ
腫瘍・皮膚疾患急激に大きくなる、出血・ただれがある早めに動物病院へ

🐾最後に

猫の唇の黒い模様は、多くの場合加齢による自然な変化ですが、稀にトラブルのサインであることもあります。

日頃から愛猫の顔や体をよく観察し、少しでも「いつもと違うな」と思ったら、早めに獣医さんへ相談するのが安心です。

愛猫との健やかな暮らしを守るためにも、ぜひ参考にしてくださいね。

それではまた明日~

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